大切な女友達へ。失敗知らずのギフト選びの方程式

大切な女友達への感謝の気持ちや友情は、会うたびに言葉で表現できているはず。それでも、誕生日や結婚式など、さまざまなお祝い事の機会にギフトで気持ちを改めて伝えることは、より一層ご友人との友情を深めるまたとないチャンスです。本音を言える女友達の存在は人生にとって大きな宝であり、なによりの支えですよね。大切な友情をずっと温めていくための、大人のギフト選び方程式をご紹介します。

さらに強い絆を結ぶために

「ギフト」と心理学は密接な関係にあります。どんな女性も何かをプレゼントされるとうれしいものですが、贈る側だけが好きな物を贈っていては、人の心を動かすのはなかなか難しいのも事実です。心理学では、「人は好意をもっている相手からは好かれたいと思っている」という大前提があります。また、人は自分に好意をもち、高く評価してくれる相手に好意をもつと言われています。これを「好意の返報性」と言います。贈る側も、贈られる側も幸せな気持ちになる、ギフト選びの心理学を取り入れてみてはいかがでしょうか。

仕事仲間へのギフト選び

例えば、仕事で成果を出した友達には、敬意の心が伝わる品を贈りましょう。人はある一つのことを認められると、次第に自分のすべてに肯定感が生まれると言われています。これを心理学では「部分刺激の拡大効果」と言います。加えて、同じ趣味をもっている人に親近感を感じたり、自分にないものを持っている人を尊敬したりする「類似性」「相補性」という心理もあります。

この二つの心理的な効果を鑑みて、例えば、ワインを飲むことが大好きな友人に、「いつもお疲れさま」「私もワインが大好きなのよ!」と敬意と親近感を込めて、ウチ飲みが楽しめるワイン雑貨を贈ると、「今度一緒に飲みに行きましょう!」とお互いの距離を深める展開につながります。その他には、バスソルト、アロマキャンドル、美顔スチーマーなど、忙しさを忘れてやすらぎの時間を過ごせる癒しギフトもおすすめです。きっと、がんばっている姿を身近に見ている仕事仲間だからこその、心に届くギフトになるでしょう。

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NO-MU-BA-RA/ノムバラ ローズバスソルト

 

学生時代からの親友へのギフト選び

好きな映画や音楽、遊ぶ場所や交友関係まで、すべて意気投合していた親友でも、結婚、就職、引越しなどがあり、お互いの生活環境が変わって、なかなか会える時間が少なくなっていませんか? どんなに時間が経っても、どんなに年齢を重ねても、心の中ではいつも側にいてくれるのが親友です。独身なのか、新婚なのか、子どもがいるのか、相手が今なにを必要としているのか、しっかり考えて贈り物を選びたいものです。

心理学の三大巨頭のひとりと言われているアルフレッド・アドラーによれば、人は、上下関係ではなく、対等の立場で勇気づけることが最大のモチベーションになるのだとか。なんでも話せる気のおけない親友は、まさに対等の関係です。

そこで、自分自身が欲しいと思っている、でもなかなか自分では買えない、そんな少し贅沢なアイテムを贈ってみてはいかがでしょうか。例えば、カシミアの大判ストール、エナメルのレースアップシューズ、クロコ型押し長財布など。大人になり、互いに洗練された女性へと変貌したことを祝して、華やかさがあるアイテムがおすすめです。

ママ友へのギフト選び

子ども同士の友達関係から始まるママ友は、何かギフトを贈るときも気を使いすぎて悩んでしまう人が多いようです。他のママ友の目が気になったり、相手にお返しの気遣いをさせたり……。

ママ友へのプレゼントは「高価なもの」は禁物です。また、心理学の「好意の返報性」は相手がお返しを考える心理に「高義務条件」「同一条件」「低義務条件」という言葉があります。ママ友へのプレゼントには「低義務条件」であることが大切です。

例えば、お返しの必要がない、あるいは負担が少ない、話題店のスイーツはとてもよいでしょう。その他にも、エコバッグのような生活雑貨、自家菜園で採れた野菜もおすすめです。逆に避けたいアイテムは、例えばファッション系。毎日よく会う相手だからこそ、使っていないことが負担になるような「高義務条件」を感じさせないようにしましょう。

女ゴコロは何かと複雑ですが、相手を思って、心が伝わるギフトを贈ることは、値段や条件は関係なく、言葉を超えた心の絆につながります。素敵な贈り物で生涯の大切な友人関係をより深められますように。

 

文:山田陽子 Yoko Yamada

インドネシアに秘められた文化、伝統、現代のライフスタイルを発信する「アカール・メディア」を現地のクリエイターとともに編集、執筆、運営。今熱いアジアの魅力と躍動を発掘し、文化交流や国際交流活動に奮闘中。アジアと日本間を飛び回りながら、日本のファッション女性誌などの現地リポーター、海外撮影コーディネイト業も行う。

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