人生にスパイスを!

ハーブ&スパイス。日常にちょっとした変化を取り入れるだけで、特別な気分を味わえるものです。食卓にも新しい食材を取り入れて、特別な味を楽しんでみませんか? ハーブやスパイスは私たちの食卓を彩るだけでなく、体を温めたりお腹の働きをサポートしてくれるなど、さまざまな魅力も伝えられています。美味しく食べてヘルシーさも期待できるなら、言うことなしですね。

では、どんなハーブやスパイスにどんなパワーが秘められているのでしょうか? それぞれの特徴や料理への取り入れ方をご紹介します。

美肌の味方をしてくれるハーブ&スパイス

ハーブやスパイスは漢方薬と同じく自然の力から作られたものとして古くから親しまれてきました。1度の食事での摂取量は限られるため、食べることで体の変化を感じることはないかもしれませんが、継続的に摂取することで、よりヘルシーな食生活になるでしょう。女性にとってうれしいパワーを持った8種類をご紹介します。

マジョラム

昔から体を温めるものとして言い伝えられてきたマジョラム。マジョラムのエッセンシャルオイルをお風呂に数滴加えて、しっかりと体を温めましょう。ハーブ入りのお風呂は穏やかな眠りも促してくれそうですね。また、肉料理やトマト、チーズと相性がいいので、ラタトゥイユやミートソースなどの煮込み料理に入れることで美味しく仕上がります。

ローズマリー

古くから美容のハーブとして親しまれ、肌や髪の毛のお手入れに使われてきました。また、体を温めたり、沈んだ気持ちを高める際にも使用されてきた歴史があるようです。ローズマリーは肉料理にも魚料理にも適していて、ローストチキンや白身魚のムニエルなどグリル料理に使うことで香りが一段と楽しめるでしょう。

クローブ

和名は「丁子(チョウジ)」といい、伝統的に重宝されています。古来より胃腸の働きをサポートしたり、体をポカポカと温めたり、痛みをやわらげるために使われていたようです。冷える季節にスパイスとして活躍させたいですね。ハンバーグなどの肉料理に少量を混ぜたり、バナナブレッドやパウンドケーキなどの焼き菓子にも香り付けに最適です。

ターメリック

和名は「ウコン」、肝機能をサポートするものとして使用されたと言われています。また体内を若々しく保つ抗酸化作用も期待されています。ガラムマサラと相性が良く、野菜料理などに一緒に使うことで美味しく仕上がるでしょう。たまには本格インドカレーを手作りして、バターとレーズンで仕上げたターメリックライスを添えてはいかが?

サフラン

ストレスの緩和、月経不順や冷えの改善など、女性の体に良いといわれてきたハーブです。リンゴやアーモンド、米などの穀物と相性がよく、パエリヤやブイヤベースの色付けとしても欠かせない存在です。いつものピラフにひと手間加えてサフランライスにしたり、スープに加えることでも香りが楽しめます。

ナツメグ

体を温めるといわれていて、やはり寒い季節に重宝するハーブです。また、消化器系の調子を整えてくれるともいわれています。ひき肉との相性が良いため、ハンバーグやミートローフに混ぜるほか、牛ひき肉のコロッケやロールキャベツに加えるのもおすすめです。

オレガノ

気管支炎、口内炎など、体の内側だけでなく外側からのダメージを緩和するハーブとして知られてきました。爽やかな香りが苛立った心を落ち着けてくれそうですね。イタリア料理や地中海料理、肉料理やチーズ料理と相性が良いため、ピザやパスタに振りかけてフル活用すると良いでしょう。

シナモン

消化機能のサポートに加えて、食欲の増進や鎮静作用などさまざまなパワーが秘められているようです。砂糖と相性が良く、パンやケーキなどスイーツをはじめ、カプチーノや紅茶などの飲料にも最適です。シナモン入りのホットドリンクを飲めば、体がほんのりと温まることを感じられるのでは? 豚肉のソテーにシナモン風味のアップル煮を添えるなど、肉料理にも積極的に使ってみましょう。

「置き換え調味料」として食事を豊かに

たくさんのハーブやスパイスが体に良いとされているものの、一回の食事で摂取したからといって魔法のように効果が出るわけではありません。しかし、ハーブやスパイスを料理に少量加えることで調味料の置き換えになり、減塩効果にもつながるので、ヘルシーな食事になることは間違いありません。いつもの料理にハーブとスパイスを取り入れて、味と香りで食卓の変化を楽しみましょう。

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文:山下希代

筆者プロフィール:

アメリカ・ワシントン州在住。おもに食品メーカー広報PRを経て国際結婚後、東京から韓国、そしてアメリカに移住。日本語教師資格をもち、現在は育児のかたわら様々なテーマを執筆中。スイーツやワインをこよなく愛す関西人。

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