7月生まれの誕生石~情熱と愛をつかさどる「ルビー」~

7月の誕生石は、ルビーです。燃えるような赤色が不滅の炎を象徴するとされる「ルビー」は、古代より強烈な魔よけの力があると信じられてきました。今回は、ルビーに秘められた魅力と、誕生石との関係についてご紹介しましょう。「宝石の女王」とも呼ばれる情熱と愛の天然石を、7月生まれのご自身のために、または、大切な方に贈られてはいかがでしょうか。

誕生石をつけると、なぜよいのか

「誕生石」という存在は知っていても、なぜ誕生日によって宝石が決まっているのか、なぜ誕生石を身につけると良いのか、その理由を知らない方は多いのではないでしょうか。誕生石は、旧約聖書の出エジプト記第28章及び第39章の記述が起源になっているといわれています。そこには「ユダヤ教の祭司が身につける胸当てには、12種類の宝石を12の部族のためにつけなければいけない」という一文が書かれていたそうです。

古来、宝石は身を守るための神秘な力をもつと信じられていたため、アクセサリーとしての役割より、宗教的な役割が大きかったとされています。その後、時代とともに12種類の宝石は西洋の占星術と結びつき、黄道12宮のそれぞれの星座に代表的な宝石が割り当てられ、誕生石とされるようになったそうです。

情熱、仁愛、威厳を象徴するパワフルな石

ルビーは、古くから勝利を呼ぶ石、カリスマ性を高める石とされ、権力の象徴として扱われてきました。社会進出や仕事での活躍を目指す女性に、ぴったりの宝石であるともいえます。仕事運、ビジネス運はもちろん、スポーツをする人にとっても運気アップにつながるそうです。

また、ルビーの勝利パワーは、恋愛運にも力を与えてくれるでしょう。特に、手が届かなそうな相手を好きになったときに、大きめのルビーアクセサリーをつけることで幸運を引き寄せやすくなるといわれています。

ルビーの選び方、楽しみ方

ダイアモンドに次ぐ硬度をもつルビーは、微妙な色の違いや産地によってランク付けがされています。ルビーを選ぶときの色の見分け方や、アクセサリーとしてのコーディネートの楽しみ方についてご紹介しましょう。

色の違いで見分けるルビーの高級感

ルビーのなかでも、特に濃色の赤色で、内側から美しい光を放つ「ピジョン・ブラッド(鳩の血の色)」は、ルビーの最高級といわれ、そのほとんどがビルマで産出されています。太陽の光に対して発光する性質が強く、宝石を黒ずませる鉄の不純物が少ないのが特徴です。

次に、透明度が落ちて、やや黒みを帯びた赤色のルビーのことを「ビーフ・ブラッド(牛の血の色)」と呼びます。このルビーは主にタイで産出されており、光の反射による輝きは低いそうです。

そのほか、一番明るい色調をもつルビーは「チェリー・ピンク(さくらんぼのようなピンク色)」と呼ばれ、スリランカで産出されているものが多いです。

ルビーの身につけ方

ルビーには「体の右側につけなければ、ルビーの力を受け取れない」という言い伝えがあります。右側は積極性を、左側は受動性を表すとされているためのようです。ヨーロッパ中世の肖像画などを見ると、ルビーは王族男子の帽子の右側に描かれることが多いようです。ルビーを身に着ける際には、体の右側につけることをおすすめします。

誕生石で幸運を手に入れよう

日本をはじめ世界中で7月の誕生石はルビーとして知られていますが、誕生石は国によって少し違う場合があります。例えば、ドイツ、イギリス、オーストラリアでは、「カーネリアン」も「ルビー」と同様に7月の誕生石だといわれているとか。自分の誕生石を身につけて、幸運をたくさん惹きつけましょう。

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文:山田陽子 YOKO YAMADA

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